退屈な日々にさようならを

退屈な日々にさようならを

“いなくなる”ってことは、
“ここにいた”ってこと。

第29回東京国際映画祭 日本映画スプラッシュ
正式出品作品

『愛がなんだ』『アイネクライネナハトムジーク』の今泉力哉監督が、震災から5年たった地元・福島と東京を舞台に描いた、〈ひとがいなくなること〉や〈想い続けること〉についての群像劇

『カメラを止めるな!』の製作で注目を集めた、ENBUゼミナール主催のシネマプロジェクト第6弾である本作には、同プロジェクトから生まれた『サッドティー』のスタッフが再集結。キャストに、一人二役という難役をシンプルで噓のない芝居で魅せる内堀太郎、その透明感のある存在でCMやモデルとしての活躍もめざましいりりかをはじめとしたフレッシュな顔ぶれに加え、ゲスト俳優として参加した松本まりかが力強くも繊細な演技で本作を支えている。
主題歌・劇中歌をカネコアヤノ、劇伴をマヒトゥ・ザ・ピーポー(GEZAN)が担当。印象的な劇中歌「わすれてたこと」は本作のためにカネコの手によって書き下ろされた。また、ラップユニットchelmicoが「Night Camel feat.FBI」を楽曲提供している。

STORY

東京。映画監督の梶原はまだ映画だけでは食べていけず、飲み会で知り合った男からMVの仕事を依頼されるも頓挫、あれよあれよと想像もつかない事態に巻き込まれていく。一方、とある田舎。亡き父から継いだ造園業を営んでいる太郎は会社を畳む決心をする。太郎には18歳の時に家を飛び出して以来、10年近く連絡のつかない双子の弟・次郎がいた。会社を畳んで数年後のある夜、太郎の家に次郎の彼女を名乗る女性から電話がかかってくる。彼女曰く、同棲中だった次郎は彼女のもとからも最近いなくなったらしい。

CAST

内堀太郎/矢作優/村田唯/清田智彦/秋葉美希/猫目はち/りりか/安田茉央/小池まり/疋田健人/川島彩香/水森千晴/カネコアヤノ/松本まりか

STAFF

監督・脚本・編集:今泉力哉
撮影:岩永 洋/録音:根本飛鳥/助監督:平波 亘/ヘアメイク:寺沢ルミ/音楽:マヒトゥ・ザ・ピーポー/主題歌:カネコアヤノ「退屈な日々にさようならを」/制作:森田博之/プロデューサー:市橋浩治 /製作:ENBUゼミナール

RELEASE
  • <発売日>2019年10月25日(金)
  • <製作年度>2016年
  • <製作国>日本
  • <DVD仕様>カラー/本編142分/シネスコ/音声:日本語/ステレオ/片面2層
  • <品番>OED-10610
  • <価格>3,800円(税抜)
  • <発売・販売元>オデッサ・エンタテインメント