©菱沼康介

“映画家”菱沼康介 珠玉の短編作品集

斎藤工、足立伸など、数多くの著名人に称賛された『かく恋慕』収録！
『くノ一忍法帖 影ノ月』『ライフ・イズ・デッド』で知られる
“映画家”菱沼康介が手掛けた傑作短編集！！

�@『かく恋慕』 (2019/49分)

監督・脚本・編集・製作：菱沼康介　　　出演：手島実優＜アリカ役＞　札内幸太＜コウキ役＞　芋生悠＜カスミ役＞

画面に映らぬ匂いをモチーフに、新しい映画技法に挑んだ映画。 “におい”で、愛の不可思議を描くハードボイルドなラブストーリー。『猫は逃げた』『カランコエの花』『東京ラブストーリー』などの手島実優、『手のひらを太陽に』『生きてるものはいないのか』などの札内幸太、『ソワレ』『ひらいて』『牛首村』などの芋生悠ら豪華キャスト出演。これまで21ヵ国：53の映画祭で上映され、国内外で32冠を獲得。

【あらすじ】
「もぉーいぃかい？」　夫婦でかくれんぼ。妻アリカが鬼。彼女は鼻がきく。夫コウキは匂いを辿られまいと頭を捻る。ある日、夫から嫌な匂いがする。アリカは変わっていく夫の匂いに苦しむ。そんなアリカを見て、コウキは妹カスミにある頼みごとをする。

�A『されど吉祥とする』 (2020/34分)

監督・脚本・編集・製作：菱沼康介　　　出演：根矢涼香＜イブ役＞　佐藤睦 ＜リリコ役＞　黒住尚生＜ヒロム役＞

命の意味と人の思いを東京･吉祥寺の街を通して描き出すハートウォーミング・ドラマ。出演は、『根矢涼香、映画監督になる。』『ウルフなシッシー』『シュシュシュの娘』の根矢涼香、『Vtuber渚』『スパゲティコード・ラブ』の佐藤睦、『されど青春の端くれ』『東京バタフライ』の黒住尚生。〈門真国際映画祭2021〉 優秀作品賞受賞。

【あらすじ】
新型コロナにかかり人生に挫け、消えたいと望んだリリコは、事故死した恋人イブへの未練を断ち切れないアダチと彼に憑りついたイブの霊と出会う。リリコは、成仏を望むイブにある提案する。「私の体をあげます。かわりに生きてください」

�B『一生で一番長い九分』 (2018/19分)

監督・脚本・編集・製作：菱沼康介　　　出演：米山穂香＜フツレ役＞　温 ＜カノコ役＞　久遠さやか＜フツレの母役＞

実際に日仏で起きた電車内出産から発想された、現代における情報拡散の恐怖、妊婦の立場など、女性の厳しい状況をエッセンスに描き出す社会派スリラー・コメディ・ドラマ。〈ムービンピック2018〉銅賞。 〈よなご映像フェスティバル〉入選、日本国内５つの映画祭で選出。

【あらすじ】
潔癖症の新米OLフツレは、ある事件から乗り物恐怖症になってしまう。ある日、フツレは陣痛で動けなくなった妊婦に助けを求められる。