Eggs 選ばれたい私たち

Eggs 選ばれたい私たち

産みたくない。けど、残したい。

2021年4月2日(金)よりテアトル新宿ほか
全国劇場公開作品

結婚も出産もしなくても、子供ができるとしたら―?
産まなくても「母になりたい」と願い、彼女たちはこれからも生きていく

監督は、オムニバス映画『SEASONS OF WOMAN』が劇場公開されるなど、今、活躍目覚ましい新鋭監督・川崎僚。これが初長編となる本作では、結婚や出産を希望していない30歳目前の女性、そしてレズビアンの女性という対照的な2人の人物を通して、社会から求められる女性像と実像のずれに悩みながらも、それでも「母になりたい」と願う彼女たちを等身大に描いてみせた。本作は、2018年タリン・ブラックナイツ映画祭(エストニア)で日本映画唯一のコンペティション作品に選出され、同年の招待上映作品「万引き家族」とともに、日本の社会問題を扱った話題作となった。

STORY

子どものいない夫婦に卵子を提供するエッグドナー(卵子提供者)に志願した独身主義者の純子。そのドナー登録説明会で、偶然、従姉妹の葵に再会し、彼女がレズビアンであることを知った。恋人に家を追い出された葵は、純子の家に転がり込み、2人の少し奇妙な共同生活が始まった。エッグドナーとは、子どものいない夫婦に卵子を提供するドナー制度のこと。選ばれれば、ハワイやマレーシアなどの海外で卵子を摘出し、謝礼金がもらえる。選ぶのは、子供を希望する夫婦。そして、エッグドナーには30歳までという年齢制限がある。わずか数カ月で30歳を迎える純子は、それでもドナー登録をすることに決めた。純子と葵は、どちらが選ばれるかという期待と不安を感じながらも、いつしか「遺伝子上の母になりたい」という同じ目的に向かって<選ばれる>為に、新たな生活を始めようとするのだった。

CAST

寺坂光恵 川合空 三坂知絵子 湯舟すぴか 新津ちせ みやべほの 見里瑞穂 斉藤結女

STAFF

監督・脚本・編集:川崎僚/撮影:田辺清人/録音:中島浩一/照明:田辺清人/音楽:小林未季

RELEASE
  • <発売日>2022年4月6日(水)
  • <製作年度>2018年
  • <製作国>日本
  • <DVD仕様>カラー/本編70分/シネスコ/音声:日本語/ドルビーデジタルステレオ/片面1層
  • <特典映像>劇場予告編
  • <品番>OED-10838
  • <価格>3,800円(税抜)
  • <発売・販売元>アルミード
  • <販売代理>オデッサ・エンタテインメント