泥の子と狭い家の物語

森の中のレストラン

こんなん、ほんまもんの幸せとちゃう

2022年12月2日(金)より池袋HUMAXシネマズほか
全国劇場公開作品

★「泥の子って知ってる?」「私が救ったげる…。」見知らぬ女が家族になり、あなたは家族から追い出される。これは、とてもリアルな、あなたの物語。

ガールズポップユニット「BREAK TIME GIRLS」での活動に加えて、舞台やTVでの活躍が目覚ましい注目の新人・織田ひまり待望の映画初出演&初主演作!原作は、関西演劇界の異端児オカモト國ヒコが書き下ろし、舞台からラジオドラマへと進化を遂げた「泥の子と狭い家の物語」。不動産屋いわく「ちょっと狭めですけど、みんなが幸せになれる家」に暮らす内田家に降りかかる驚天動地の物語。主人公の小豆(あずき)を演じた織田は映画初出演、しかも初主演という大役にもひるむことなく、時に激しく、時に思春期特有の憂いを含んだ表情で、この難役を見事に演じている。加賀美によって次第に様子がおかしくなっていく小豆の母・康子役に、NHK連続テレビ小説「あぐり」(97)のヒロインで女優デビュー後、ドラマ、舞台、映画と幅広い活躍を続ける田中美里が熱演。内田家に入り込む加賀美玲子役には、宝塚歌劇団82期生、男役のスターとして11年在籍した月丘七央が、圧倒的な存在感を放ち怪演。他に、内田家の父・幸男に有田洋之、祖母・松子に四天王寺紅、小豆が助言を求める猫屋敷の主人役に藤井佳代子、井之頭役に湯浅崇ほか個性的な実力派俳優と、早坂風海、筒井俊旭など期待の若手俳優が結集した。差別、偏見、同調圧力、クソ喰らえ。今、この時代を生きる人へのメッセージを込めたエンターテインメント作品!

STORY

不動産屋曰く「ちょっと狭めですけど、みんなが幸せになれる家」に暮らす内田さん一家は、様々な問題を抱えながらも、開放的で幸せな家族だった。加賀美と名乗る女が、祖母松子の介護にやって来るまでは。加賀美が来るようになって、どうも母康子の様子がおかしい。主人公の小豆は訴えるも、事勿れ主義の父幸男は、まともに取り合わない。やがて、家族に良い変化が起き始める。鍼灸師だという加賀美は、幸男の酷い腰痛を一瞬にして治してみせ、再就職を叶えた。康子も明るさを取り戻し、少しギスギスしていた夫婦仲も良くなったように見えた。やはり自分の思い違いか。母や父が言うように、加賀美は幸せを運んでくれるのか。そうして加賀美は、内田家に居着いてしまう。ところが、加賀美の行動が徐々にエスカレートし始める。家事、食事、小豆の進路や交流関係、果ては下着の色にまで口を出し、家族から自由を奪おうとする。 謎の女に、徐々に蝕まれていく一家が織りなす、ファンタジー人間ドラマ。家族の崩壊と再生の物語。

CAST

織田ひまり 田中美里 月丘七央 有田洋之 筒井俊旭 四天王寺紅 早坂風海 藤井佳代子 湯浅崇 あだち理絵子 木内義一 FONK MIKE 村上蘭

STAFF

監督:西岡眞博 原作:オカモト國ヒコ 脚本:弥重早希子 プロデューサー:前田和紀 撮影:亀井義紀 照明:堀亀誠 録音:大岩修二 美術:萩原英伸・井内克信・元座鮎未 衣装・ヘアメイク:岩咲希しのぶ 編集:山本茄津己 助監督:向田優 制作担当:冨本康成 サウンドデザイン:犬丸正弘 CG:上野あきのり 振付:SHOHEI 振付監修:原田みのる 劇判:クスミヒデオ 主題歌:FONK MIKE タイトル:撫子・立沢トオル 製作:team TANIYON Inc.

RELEASE
  • <発売日>2023年12月6日(水)
  • <製作年度>2022年
  • <製作国>日本
  • <DVD仕様>カラー/本編117分+特典映像約12分/シネスコ/音声:日本語/ステレオ/片面2層
  • <特典映像>劇場予告編×2本/メイキング映像×4本
  • <品番>OED-10962
  • <価格>4,000円(税抜)
  • <発売元・販売元>チーム谷四
  • <販売代理>オデッサ・エンタテインメント