銀座の猛者(原題「銀座三四郎」縮尺版)


戦後の銀座を背景に、貧しい人々のために診療所を営む男の活躍を描いた娯楽活劇。
想いを伝えることに不器用な3人の男女とその周囲の人々をコミカルに描いている。

※本商品は再公開に際し、「銀座三四郎 縮尺版」として編集された唯一のマスターをDVD収録したものです。

STORY
恋と正義の血を湧かす男の中の男! 銀座三四郎の鉄腕唸る!
熊介(藤田進)は、先輩の松原(志村喬)と共に銀座で診療所を開いていた。柔道六段の腕前を持つ熊介だったが、その昔、銀平(村黎吉)片眼を奪ってしまい、その力を封印する約束をしていた。そんな熊介に銀平の娘・絹江(山根寿子)は密かに心を寄せていて、何かと世話を焼くのだった。ある夜、熊介は治療のために訪れたバーで、生死不明となっていた婚約者マリエ(風見章子)と再会する。彼女が他の男と結婚していた事実を知る熊介だったが、マリエからある秘密を打ち明けられ、彼女を匿うことを決心する。やがて熊介に、暴力団の影が忍び寄るのだった。


初公開 1950年/収録分数:64分(初公開時82分)

監督:市川崑「犬神家の一族」「黒い十人の女」
原作:青柳信雄/脚本:八田尚之/撮影:安本淳/音楽:飯田信夫/柔道指導:石黒敬七

<出演>
藤田進「姿三四郎」「現金と美女と三悪人」
志村喬「七人の侍」「生きる」
山根寿子「西鶴一代女」「蛇姫様」
風見章子「忘れられぬ人々」「飢餓海峡」
河村黎吉、飯田蝶子、清水元、江見俊太郎、伊藤雄之助、他

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